新潮社の季刊誌「考える人」2008年冬号。追悼特集 さようなら、こんにちは河合隼雄さん
発売日を首を長くして待ち、手に入れました。
小川洋子さんとの「物語」について語った対談。
私、始終興奮していました。
数多くの珠玉の言葉をここに記載することは不可能ですが、河合さんの言葉
命というものはそもそも矛盾を孕んでいるものであって、その矛盾を意識して生きていくよりしかたないんじゃないか。
大変印象深いです。
西洋的近代的な考え方と東洋の古来の考え方の違い。矛盾との折り合いのつけ方にこそ個性が発揮され、その時には自然科学ではなく物語になると。
一本の論理の横に、物語という川が流れているような感覚になりました。
他にも、立花隆さんとの対談、座談会やエッセイなど興味深い記事が盛りだくさんありますので、ゆっくり楽しみたいと思います。
下手に私が感想を書くのはこの辺でとどめておきます。
関心のある方は購読を、お勧めします。
2007年12月28日
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おー!でましたか。
はいはい。
ではでは。
はいはい、ではでは。期待しております。
見てきたつもりですが、命とは何か
という哲学的な見方には縁遠い生活
をしてきたような気がします…
今を生きていることさえ、忘れて
いるような有様です…^_^;
論理の横に物語がある…、印象深い
言葉ですね~
>命の強さ、命の儚さを
風恋さんの眼差し、いろいろと見せていただきありがとうございました、感じるものが多かったです。
>論理の横に物語がある
すみません、私が勝手に表現しました。
さちこさんは良い本を沢山読まれますね。
私も昔々の学生の頃命について議論をしたり
考えたりしましたが今はただ流されています。
今年も後2日ですね
お世話になりました。
良いお年をお迎え下さい。
難しい本を読まれてるんですね。若い頃は色々のジャンルの書物を読まれた方が後の人生の糧になりますね。これはわたしの後悔と反省の弁です(^o^)。
今年はいつも温かいコメントを頂き、嬉しかったです。来年も宜しくお願いします。
医療関係に従事しているとなかなか正月もゆっくり出来ないと思いますが、お身体に気を付けて新しい年をお迎え下さい。
なんだか命の話になってしまいましたね。
しないといけないこと指折り、カウントダウンです。(笑)
こちらこそ、お世話になりました。
よいお年を・・・。
霧の小次郎さん、こんにちは。
雑誌なんですけどね。只今、図書館状態。誰か読んでたら読めない。(笑)
本当にいろいろとありがとうございました。
よいお年を・・・。