2011年03月08日

六稜トークリレーに参加して


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先日(3月5日)、母校同窓会主催のトークリレー「梶井基次郎生誕110年に寄せて」に参加しました。

トークリレーに参加するのは久しぶりです。
トークリレーとは、同窓会が主催する卒業生による各期持ち回り制のレクチャー・シリーズで、一般公開型のイベントです。


場所は、母校敷地内にある同窓会館。
参加費はワンコインですが、今回は地域に広く公開し、資料も併設展示されることで入場無料でした。
申し込みもなく行ったけれど私の名前はしっかりありました。うん?
期別(卒業の期)に、参加したことがある人の名前が一覧になっています。

休憩をはさんで二時間ほどのトーク。
「病的なまでに研ぎ澄まされた感覚とその表現をたどる」、をテーマに話がすすめられる予定(レジュメもあり)でした。しかし、演者(70期のツルイ ミチマサさん、漢字が文字化けして入力できません)は緊張して昨晩は一睡もできなかったとのこと。そのため寝ないで読んだり考えたりしたことが数多く出てきます。(これがまた興味深かった!中でも私小説論など。)そういうのって、私けっこう好き?もちろん、レジュメの話もありました。
内容は、演者の「梶井は話すのでなく、読むことだ」という言葉を尊重してここに記載するのは遠慮しておきましょう。(笑)

このトークに参加するにあたって、梶井の作品をひも解いて行こうかと思いながらせずじまいでした。(「檸檬」や「Kの昇天」は読んだことがあります)・・と思っていたら、隣に座った大先輩は文庫本片手に・・・。ええなあ、こういうの。(笑)

休憩はお茶やお菓子をいただきます。
お世話いただいた女性の諸先輩方、ありがとうございます。

その後、記念撮影がありました。(上記同窓会WEBに写真がアップされています)
某雑誌にも掲載予定らしくその写真撮影も。

その後、98期のTさんに挨拶しました。(私は同窓会費納入率最悪の104期です)
いつも年賀状ありがとうございます。
併設の展示も準備が大変だったようです。お疲れ様でした。


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こちらはその展示の様子。


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(旧制)中学時代の梶井(32期)。梶井はどこだ。


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こちらは、現在の母校の正門。右は、北中の記念碑。
旧校舎では、通用門だったのが正門に昇格したけれど、昔の通用門から続く並木道が好きだったのになあ。
裏口入学ならぬ裏口通学の通用門通りでした。

六稜トークリレーは、毎月(原則)第一土曜日の午後より開催、一般公開型ですので関心のある方は是非どうぞ。(って私、あまり行ってませんけど・・・。)

posted by さちこ at 10:20| Comment(2) | TrackBack(0) | 文学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しました。
トークリレー、毎月・・・すごいことですね!
演者が、レジュメにない話をどんどんされたようで、
そういうのって、面白い話になるのでしょうね。

「六稜ニュース」拝見しましたが、
ツルイ ミチマサさん、難しい漢字ですね。
Posted by capucino at 2011年03月08日 21:57
capucinoさん、こんばんは。
そうなんです、毎月してるんですね。
数年前に参加して以来、実は忘れていました。
名前の漢字については、初めに説明がありました。
旧字や異体字だそうです。だからどれを使ってもいいと。
そんなこと本人が言ったらあかんのちゃうん、と思いますが。
Posted by さちこ at 2011年03月09日 20:47
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