2013年11月10日

古楽アンサンブル 風葉華心

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古楽アンサンブル 風葉華心 の第7回演奏会「重なり合う声の饗宴」に行って来ました。
数年前にこの演奏会の存在を知り、関心はあったもののなかなか行けず念願かなって行くことが出来ました。



曲目は、

第1部
1) J.S.バッハ:ミサ曲 ロ短調 (BWV232)より「キリストよ、憐れみたまえ」
  J.S.Bach: "Christe eleison" Messe in h-moll

2) G.Ph.テレマン:ヴァイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、通奏低音によるトリオソナタ
  G.Ph.Telemann: Trio Sonata a-moll

3) G.F.ヘンデル:イタリア・カンタータ「夜明けに微笑むあの花を」HWV192
  G.F.Handel: Italian Cantata "Quel fior ch' all' alba ride"

4) J.S.バッハ:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第2番
  J.S.Bach: Sonata Nr.2 A-dur fur Violine und Cembalo

第2部

1) ドゥマシ:ヴィオル曲集より組曲第1番 前奏曲
  DeMachy: Prelude (Piece de viole 1685)

2) M.A.シャルパンティエ:「忠実なしもべよ」
  M.A.Charpentier: "Serve Bone"

3) J.Phラモ:コンセールによるクラヴサン曲集 第2番
  J.Ph.Rameau: 2eme concert (Piece de clavecin en concerts 1741)

4) C.モンテヴェルディ:「聖母マリアの夕べの祈り」より「グローリア」
  C.Monteverdi: "Gloria"(Vespro della Beata Vergine 1610)

5) C.モンテヴェルディ:「おお 我が恋人はどこへ行った」
  C.Monteverdi: "Ohime dov' e il mio ben"

6) A.ヴィヴァルディ:グローリア ニ長調RV589より「我らは主をたたえ」
  A.Vivaldi: "Laudamus te"(Gloria d maggiore RV589)

と盛りだくさん。

一部と二部の前に作曲家や曲などの時代背景やエピソードの紹介があり興味深かったです。
アンサンブルは、ソプラノ、バロック・バイオリン、ヴィオラ・ダ・ガンバ、チェンバロ。
バロック・バイオリンもヴィオラ・ダ・ガンバも初めて見ました。

トリオソナタ(一部の2曲目や4曲目)というのは幾重にもメロデイーが重なって華やかですね。
華やかといえば、二部の3曲目も迫力。
そして二人のソプラノで歌う二部の5曲目(歌詞をしっかり見てしまいました)
二部の6曲目(ソプラノの絶妙なかけあいは楽しい)
教会の中に響きあう音の華。
今回のテーマ「重なり合う声の饗宴」に納得しました。

アンコールもいっぱいあって、とても楽しい演奏会でした。
そしてお疲れ様、ありがとうございました。




posted by さちこ at 08:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
古楽ですか!何やらプリュムの興味もそそります
バロック音楽が好きですからね
Posted by プリュム at 2013年11月10日 22:28
プリュムさん、こんばんは。
バロック音楽がお好きなのですね!
そういえばバッハを聴かれているような記憶が・・・。

楽器も古い時代のものですし、曲目そして会場(教会)も、とても雰囲気がありましたよ。
Posted by さちこ at 2013年11月11日 21:38
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