番組は、N響第1774回定期公演の録画で、
1:カトゥリ・カルミナ(オルフ作曲)
2:カルミナ・ブラーナ(オルフ作曲)
であったが、後半より聴いた。
この曲は、12~13世紀の修道僧、吟遊詩人らの詩を素材にしており、古い世俗のラテン語が大半である。
あの教会権力が絶対であった中世にこんなに激しい人間解放、人間賛歌があった。
聴いて、凄く楽しかった!
これは人間解放以外の何ものでもない!
聞きながら昔合唱団で歌った時のことを思いだしていた。
当時の、パンフレットを見て、やはり暗譜だったなぁ…と思う。
歌詞は、古いラテン語だけれど、フランス語っぽくもありドイツ語っぽくもある。(暗譜、凄く大変なんですよ!テンポ早いし、歌詞自体は、楽しいというか、恥ずかしいというか、activeというか・・・ははは)
一緒に舞台に立った少年少女合唱は、大変お行儀のよかったことを思いだす。
当時、第二部(酒場)は、男声のみなので歌詞までよく見てなかったのだが、改めて、こんなのだったのね!
白鳥の、焼かれて真っ黒になっちまった哀しみとか。あの、独唱(テナー)の方、飛び出て来たよ。
たまに、この曲を聴いて元気になるのもいいね、と思った次第。
ただし、このノリで恋愛したら危険かも、責任持てませぬ。
そういえば、このような記事も書いていましたね。
ちなみにカトゥリ・カルミナ という曲は聴いてませんでしたが、こちらはこれまた凄い歌詞のようで・・・・。
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