2014年09月23日
「聖なる数学:算額」 そして 開設8周年
深川英俊 トニー・ロスマン共著「聖なる数学:算額」を手にしました。
深川英俊氏(算額研究の第一人者)が紹介する「算額」を初めて知ったのは、新潮社の季刊誌「考える人」の2013年夏号 数学は美しいか です。
さらに先日、新聞記事で目にしまして、とうとう書籍を手に入れることに。
鎖国下の江戸時代に日本独自に発展した数学(和算)。老若男女、身分も越えて、問題(主に幾何)に取り組み問題が解けるとそれを絵馬(算額)にして神社仏閣に奉納した。
本書は、その算額を問題として紹介するのみならず、算額を描いた画家や算額を作らせた和算家なども紹介している。
こちらは、カラー口絵にある カラー図版10
出羽三山神社の算額の一部です。
見ての通り問いかけは、漢文?なのですよ。
これがまた、興味深い。漢文の授業で数学やってるみたい
また、前書きにある 読者のために には、
本書には次のような3通りの読み方ができる とあります。
内容は深く読まず芸術の本として楽しむ
いままであまり知られていない日本文化を概観するための歴史書として
高校と大学程度の数学問題集として
とりあえず前二点は・・・・。
しかし、どうしてこんなにワクワクするんだろう。
これから読むのがとても楽しみです。
私も、ずいぶん物好きなんだろうな(笑)
今更ですけど。
そして明日で、ブログ開設8周年です。
相変わらずのマイペースですが、これからも適当によろしくお願いします。
この記事へのトラックバック
さちこさんの数学LOVEに学生時代から呆れつつも感心してます。
私ならきっと目にも留めない書物なんでしょう…
ふふ。
明日でブログ開設8周年ですか!
継続は力なり。この先も楽しんで書いていってくださいね。
>さちこさんの数学LOVEに学生時代から呆れつつも感心してます。
ははは!ワライマシタ。
読み始めたばかりなので、歴史ものを読んでいるようです。
嫌いなので成績も芳しくなく・・・サイテイ!
ブログはお互いに長くなりましたねぇ
よく続けられた日記帳のような感じですわ
ほんと、長くなりましたね。
年月を感じますね。
算額ですか。うーむ、数学は理系の必要に応じてたしなみましたが、和算に興味を持つほどとはいきませんでした。幾何の問題では、図形を色鉛筆シャープを用いてカラフルに描くのが得意中の得意でした(^o^)/
描くのが得意中の得意でしたか!なんだかnarkejpさんらしいです。うふ。
ブログをしている人も少なくなりましたが、相変わらずのマイペースでやっています。