2019年01月06日

天才は狂人か

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大晦日の晩に見た夢。
会話の中で言う。(誰に?)
私「でも芥川(龍之介)は、妻子あるのに。」
その日の我が家の話題がそのまま。

ということで、腹が立つ?ので作品を読んでやる。


お正月は、初詣(散歩とも言う)に行っただけで、あとはこたつに入って読書。

写真の全集は、我が家に転がっていたもの、なので誰のものか例によって不明。

「羅生門」
鬘にしようと死人の髪の毛を抜く老婆は、蛇を切って干し魚として売っていた女の髪の毛なので悪いことではないという。ならば、老婆の着物を剥いでも恨まれないと、剥ぐ下人。

こんな話だったのか。中学の頃に読んだ記録あるが・・・・。

「鼻」
細長い腸詰めのような鼻を、湯で茹でて人に踏ませて短くする。
さて、念願叶って短くなって鼻だが・・やはり長いままの方が嗤うものはないにちがいない・・・・?


人の心理をよく見ているなぁ。洞察力が凄い。


「虱」(しらみ)
虱を殺さず飼う森
虱を食う井上

妙な人たち


「芋粥」

あれほどまでに食べたかった芋粥。しかし、大量の芋粥を前に少ししか食べることが出来なかった。
夢は叶ってしまうと悲劇なのか?



蜘蛛の糸と杜子春・・・これはまあいい。

「地獄變」

地獄變の屏風を描く絵師。
見たものしか描きません。

おぞましくなってきたため以下略。

とにかく、
あかん、あかん、おかしいやろ、狂ってる。頭ぶつけても足りん。

「河童」

これは或精神病院の患者ー第二十三号が誰にでもしゃべる話である。

げ。出だしからたまげる。
しかし、地獄變を読んだので何が出てきても怖く?ないぞ~。
と決心し読み進める。

あのね、漱石の洞察力も社会批判も凄いけれど、芥川のそれはとにかく病的。
これは、生い立ちや環境によるものでしょうね。

作品は、まだまだあるが、とりあえずここで休憩とする。

奇想奇天烈。でも真を得ている。
天才は、狂人か?

ああ、凡人でよかった。しみじみ思う。

まあ、とにかく正月早々読むものではないね。
 
posted by さちこ at 11:08| Comment(2) | 文学 | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
まって。まって。これ全部読んだの???
Posted by あずさ at 2019年01月07日 00:29
あずささん

はい、ブログ記載の全部、8話読みましたよ。1話は比較的短いですから。
全集掲載の話にはほど遠いですが。
ちなみに昨日、或阿呆の一生も。これそのまんま芥川のことね。

半巾(ハンケチ)を再読しようかと思いつつ、でももういいわ(笑)
Posted by さちこ at 2019年01月07日 19:37
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