2020年01月13日

中将姫伝説と曼荼羅

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奈良葛城 石光寺と當麻寺を訪ねました。
写真は、石光寺の寒ぼたん。非常に珍しい種類で初冬に開花します

石光寺は、中将姫ゆかりのお寺と言われています。
近鉄南大阪線 二上神社口駅より徒歩(けっこうあります1.3km)

「石光寺の縁起」パンフレットより
天智天皇の時(670年頃)に、この地に光を放つ三大石があり、掘ると弥勒三尊の石像が現われた。勅願により堂宇を建立し「石光寺」の名を賜り役の小角が開山となり弥勒如来を本尊としてまつったのはじまり。
聖武天皇の時(750年頃)に、中将姫が仏の示現によりこの寺の井戸で蓮糸を洗い清め、桜の木にかけて干したところ五色に染まる。この桜の木を「糸かけ桜」、井戸を「染の井」、またこの寺を「染寺」ともいい、二上山頂まで「しめ」という。

五色に染まった蓮糸を當麻寺に持ち帰り、その糸で「當麻曼荼羅」を織り上げたそうです。

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写真は、その井戸。
奈良時代のことなので、井戸は遠の昔に枯れているそうです。

また日本最古の石仏が祀られています。
復元すると2メートル以上にもなるそうですが、表情がなんともかわいらしかったです。

石光寺から、當麻寺へ。
當麻寺は、当初は三論宗の寺院であったが、空海留錫以来真言宗となり、鎌倉時代以降になって、浄土信仰の流行とともに中将姫伝説が阿弥陀信仰と結びついて浄土宗が加わり、現在は奥の院を初めとする浄土宗の塔頭と、中ノ坊などの真言宗の塔頭があり、両宗に属する珍しい形態をとる寺院とのこと。

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立派な本堂。

本堂は、曼荼羅堂とも言われ、曼荼羅があります。
天平時代 中将姫が織り上げたと伝えられる?蓮糸曼荼羅(国宝)を室町時代に転写した文亀曼荼羅(重文)を見ることが出来ます。

そのほか、そこここに鎮座するものが、天平時代、白鳳時代、日本最古・・ととてつもなく遠い昔のものを見ることが出来ます。
奈良は、京都よりもいにしえの時を感じますね。

當麻寺をあとに、趣のある道を駅までテクテク・・・・。
見慣れないしめ縄がずらりと並んでいました、地域の風習なのかな。
posted by さちこ at 20:05| Comment(0) | | 更新情報をチェックする
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