2012年10月14日
「西行花伝」
以前より読みたかった 辻邦生著「西行花伝」を読了しました。
西行は、武士の家に生を受け、この世をより深く豊かに生きるために出家遁世の身となり、満月の白く光る夜 花盛りの桜のもとで、七十三年の生涯を終えた。
谷崎潤一郎賞受賞の本書は西行の弟子 藤原秋実が、西行ゆかりの人物を訪ね、彼らが序の帖から二十一の帖において語り手となっている。
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2012年10月03日
2012年08月06日
2011年08月28日
2011年03月08日
六稜トークリレーに参加して
先日(3月5日)、母校同窓会主催のトークリレー「梶井基次郎生誕110年に寄せて」に参加しました。
トークリレーに参加するのは久しぶりです。
トークリレーとは、同窓会が主催する卒業生による各期持ち回り制のレクチャー・シリーズで、一般公開型のイベントです。
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2010年08月16日
2010年01月14日
2009年12月27日
2009年10月05日
2009年02月17日
2008年08月18日
2008年08月11日
2008年06月29日
2008年06月18日
2008年04月09日
2008年02月16日
2008年01月08日
2007年11月25日
2007年08月15日
外国文学への扉~回帰の途中~
*新潮社の季刊誌「考える人」2007年夏号の中で吉田秀和さんのインタビュー
音楽について書くことの一つのきっかけはニーチェの『悲劇の誕生』だったという。
・・・音楽に限らず、文学にしてもそうだと思うのだけれど、日本では純粋に日本語の文脈で書くことが求められ、かつそれが自明のこととされていた。僕は自分のスタイルの中に、少し外国語の文脈も入れたつもりではあるんです。その方が音楽の実態に即しているような気がして。
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音楽について書くことの一つのきっかけはニーチェの『悲劇の誕生』だったという。
・・・音楽に限らず、文学にしてもそうだと思うのだけれど、日本では純粋に日本語の文脈で書くことが求められ、かつそれが自明のこととされていた。僕は自分のスタイルの中に、少し外国語の文脈も入れたつもりではあるんです。その方が音楽の実態に即しているような気がして。
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